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股関節の柔軟性が高まったら運動能力が向上するって本当?180°の開脚できることとパフォーマンスの関係について調査!

こんにちは!アラジンフィットネスの鳥羽です。
今日からブログでは何回かに分けて、「股関節の柔軟性と運動の関係性について」記事を書いていきます!当店にご来店されるお客様でも「股関節が硬くて…」といった方が多くいらっしゃる中で、本当に股関節の柔軟性が高まることがいいのか、どうなのかをまとめていきます!

柔軟な股関節を持つことで、身体の可動域が広がります。一般的にこれにお相撲さんやバレリーナのような180°開脚をすることは果たしていいことなのかを論文をもとに解説いたします!

動作範囲の拡大と身体の可動性の向上

股関節の柔軟性が高まると、身体の動作範囲が拡大し、可動性が向上します。これにより、運動能力が向上します。柔軟な股関節を持つことで、より自由な動きや様々な運動を行うことができます。

POINTThe Relationship between Hip Flexibility and Range of Motion in Sports Performance” (股関節の柔軟性とスポーツパフォーマンスにおける可動域の関係)

この研究では、股関節の柔軟性とスポーツパフォーマンスにおける可動域の関係を調査しました。柔軟な股関節を持つアスリートは、広い可動域を持ち、スポーツの様々な動作をより効果的に行うことができることが示されました。

 

動作の正確性と身体の制御

股関節の柔軟性が高まると、動作の正確性と身体の制御が改善します。柔軟な股関節を持つことで、より正確な動作を行い、身体を効果的に制御することができます。これは、スポーツや運動競技において優れたパフォーマンスを発揮するために重要です。

POINTHip Flexibility Training and Its Effects on Agility Performance” (股関節の柔軟性トレーニングと敏捷性パフォーマンスへの影響)

この研究では、股関節の柔軟性トレーニングが敏捷性パフォーマンスに及ぼす影響を調査しました。股関節の柔軟性を向上させるトレーニングは、アスリートの敏捷性や方向転換能力の向上につながることが示唆されました。

 

ストレングスとパワーの向上

柔軟な股関節は、下半身の筋肉のストレングスとパワーの向上につながります。股関節周辺の筋肉が柔軟であると、より効果的な収縮と伸張が可能になります。これにより、パワフルな動作やスプリント、ジャンプなどの爆発的なパフォーマンスを実現できます。

POINT“The Effects of Hip Flexibility on Athletic Performance” (股関節の柔軟性が運動能力に与える影響)

この研究では、股関節の柔軟性が運動能力に及ぼす影響を調査しました。柔軟な股関節を持つアスリートは、ジャンプ力やスプリント速度などのパフォーマンス指標で優れた結果を示すことが示唆されました。

 

怪我の予防と安定性の向上

柔軟な股関節を持つことは、怪我の予防と安定性の向上につながります。適切な柔軟性を保つことで、股関節や下半身の負担を軽減し、関節や周囲の組織を保護します。また、柔軟性によってバランスが改善され、姿勢の安定性が高まります。

POINTThe Importance of Hip Flexibility in Injury Rehabilitation and Return to Sport” (怪我のリハビリテーションとスポーツ復帰における股関節の柔軟性の重要性)

この研究では、怪我のリハビリテーションとスポーツ復帰における股関節の柔軟性の重要性について調査しました。柔軟な股関節を維持することは、怪我の予防や回復の促進に役立ち、アスリートの早期復帰を支援することが示唆されました。

 

まとめ

股関節の柔軟性が高まることで運動能力が向上します。動作範囲の拡大と身体の可動性の向上により、より自由な動きや様々な運動が可能になります。動作の正確性と身体の制御が改善され、スポーツや競技において優れたパフォーマンスを発揮できます。また、柔軟な股関節によって下半身の筋力が向上し、ストレングスとパワーが増します。

最後に質問。相撲取りやバレリーナがよく行う180°の開脚は
運動のパフォーマンスに必要ですか?その回答とその根拠を教えてください

180°の開脚は、特定の運動やパフォーマンスに必要な場合がありますが、一般的な運動パフォーマンスにおいては必須ではありません。以下に、その回答と根拠を説明します。

一般的な運動のパフォーマンスにおいて、180°の開脚は必要ではありません。多くのスポーツやフィットネス活動では、開脚の柔軟性が重要な要素ではありますが、具体的な角度や限界までの開脚は必須ではありません。運動パフォーマンスは、個人の柔軟性、力、スキル、そして特定のスポーツや活動に関連する要素によって異なります。

根拠:

  1. スポーツの多様性: 運動やスポーツは多岐にわたり、個々の競技や活動によって必要な柔軟性の範囲や要件が異なります。180°の開脚は、特定の競技やパフォーマンスにおいて必要な場合がありますが、すべての運動において必須ではありません。
  2. 個人の適性と柔軟性の範囲: 開脚の柔軟性は個人によって異なります。個々の体の構造や生理的な要因によって、開脚の限界までの柔軟性が制約されることがあります。一部の人々は180°の開脚を自然に行える一方、他の人々はそれほどの柔軟性を持たない場合もあります。
  3. パフォーマンスの要件とトレーニング: 運動やパフォーマンスにおいて、柔軟性は重要な要素ですが、特定の角度や限界までの開脚を達成することが必須とされる場合は限られています。一般的には、適切な範囲の柔軟性を維持し、特定の動作や技術を適切に実行できることが重要です。

結論: 一般的な運動パフォーマンスにおいて、180°の開脚は必須ではありません。スポーツや活動によって要求される柔軟性の範囲は異なります。個人の適性や柔軟性の範囲に基づいて、適切な範囲の柔軟性を維持し、特定の動作や技術を実行できることが重要です。

上記の根拠は様々な論文から内容を引用したものです。実際に180°開脚できるから体の柔軟性が高いと思われがちなのですが、その柔軟性というのは競技によって異なるため一概にいい悪いとは言えませんが、一般的な運動には必要ではないため、無理に柔軟性を高めることもないかと思います!

 

鳥羽 和真

鳥羽 和真

トレーナー歴10年。延べ3000名以上の指導経験あり。大手フィットネスクラブ主催のトレーナーコンテストで全国一位になったり、プロスポーツチームへの帯同、多くのTVをはじめとするメディアに出演しているトレーナーです。

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